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安曇野

自分がなにかを感じることで楽しみましょう 2月24日
安曇野 ろっぢ安曇野遊人でティータイム・カルチャーが開かれました。学芸員の細萱亜矢さんを講師に迎え、美術展の楽しみ方や基本、解釈について、お茶を飲みながらお話を伺いました。
 「美術、アートの楽しみ方は、人それぞれ。決まりはありません。でも、ちょっと知識があるとより面白くなってきますよ。」と細萱さん。
 西洋絵画、とくに時代の違うものを見るときは、作品の時代や国、描かれた目的など、宗教や文学などで謎解きをするのも楽しいでしょう。
 たとえば、と開かれた美術書には16世紀のブロンズィーノ作「愛のアレゴリー」。中央に描かれた女性はヴィーナスで、登場人物は「欺瞞」や「嫉妬」「心理」「時間」の象徴・・・当時の宮廷人などの限られた人にしかわからない複雑な寓意が隠されているとのことです。
 ギリシャ神話や伝説も、私たちが「因幡の白ウサギ」の話を知っているくらい、西洋では常識なのでしょう。東洋美術の場合でも、仏教や風水などを知っていれば鑑賞の幅がぐっと広がります。ボタンの花と猿ならばおめでたいと感じるでしょう。
 「それにくらべると抽象画はもっととっつきやすい絵画といえます。西洋的な伝統的な美術から離れようとする活動から始まったとすると、西洋的な教養や知識がなくても、誰でも「みる」ことができます。個人の感覚で味わいましょう。」と細萱さんが言うと、皆「そんなものでいいの!?」と一安心。
 では、美術展に行ってみましょう、ということで、松本市美術館で開催中の「薔薇空間・宮廷画家ルドゥティと薔薇に魅せられた人々」を例に、美術展の楽しみ方をシュミレーションしてみました。
 まず、はじめにざっと見て、印象に残ったものから、じっくり見る、カフェやショップで余韻を楽しむ、ワークショップに参加する、カタログを買って図版だけでなく情報や思い出を残す・・・なるほど、味わいつくすんですね。
 年配の方は「こんな絵は自分のところに飾りたくないわ」と、抽象画になじめない方もいらっしゃいましたが、見るだけならば自分の中に何を感じるのか、何を思い出すのか、共感したり反発したり、そんな「非日常」や作品との「対話」を楽しめればいいのではないでしょうか。
 美術館の多い安曇野。気分転換しに美術館に立ち寄れば、難しいこと抜きに心地よい時間が過ごせます。そろそろ春の気配、ココロの洗濯に出かけてみませんか。
 

自然の素材が心を開放してくれます 2月18日
安曇野 サンドアートを手掛ける石田恵美さん(写真右端)は明科出身。語学留学でオーストラりアに渡ったのを初めに、さらに語学力をたかめたいと願い、いろいろな出会いをもとめてニュージーランドへ旅立ちました。
 ある日、旅の途中で拾った石や貝殻を額にディスプレイしてみました。「これはきっと友達にプレゼントしたら喜ばれる」と思ったのがきっかけとなり、創作が始まりました。
 語学も上達し、夢は実現してしまったと思っていたけれど、あるときニュージーランドの作家ピーターさんに「趣味はなんだい」と聞かれて絵を見せたら、「恵美、もっとやったらいいよ」と励ましてくれました。
 そしてまた、あるとき・・・海岸に行ったら真っ黒な砂が輝いているのに出会いました。
 「これだ!」
 このときから黒い砂を使って絵を描くようになったのです
 そしてそして周りの人たちもギャラリーを紹介してくれたり、自分でカフェに持ち込んだりして、大勢の人に見て貰いました。人に見て貰う楽しさ、人と出会うことの素晴らしさを感じつつ、今日まで創作を続けてきたのです。
 恵美さんはとにかく明るい。笑顔とパワーとたおやかさを併せ持った魅力的な人です。最近ではワークショップにも手ごたえを感じています。穂高駅前通りのパプリカ学園で2月26日、3月10日、24日に講習が開かれます。
 先日の第1回では今度結婚する二人が参加。結婚式で飾るそうですよ!また、夜の回で参加した加藤さん親子は「砂を触っているだけでも癒される〜」「気持ちいいい集中のひとときで、作ったあと、気持ちがすっきりしました」「夏休みの自由研究でもやる!」とすっかりサンドアートの魅力にはまっていました。三人三様の作品も面白かったです。
 何も準備はいりません。絵や創作は苦手、という人でも大丈夫。ニュートラルな気持ちで参加すれば、きっとなにか新しいものが見つかる、そんなサンドアートの作品はスタイルショップでも展示中です。
 
パプリカ学園 TEL0263−87−0201 info@paprika.co.jp

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